Vol.121 [園長だより]
投稿日時:2024/03/19(火) 09:09
本年もあっという間に一年が過ぎてしまいました。時間が過ぎるのが早いのと同じく、こども達の成長にも驚かされます。先日のひなまつり発表会をご覧頂いているので、既にお分かりかと思いますが、入園当初泣きながら園に来ていたこども達が、堂々と大勢のお客さんを前にして、ステージに上がり、発表出来る事など想像出来たでしょうか。発表会当日も話をさせて頂きましたが、こども達が自発的に上手な発表をしたいと練習に取り組む姿勢は、まさに教職員の日々の積み重ねに他なりません。担任が自分の意思で、上手に見せたいからと練習に向かわせていたら、こども達はこんなに成長する事はなかったと思います。保護者の方が、一番ご存知かと思いますが、こども達に自ら、上手になりたいからと何かの練習に取り組むように仕向ける事はとても大変なのです。それを実践している教職員がいると言う事をご理解頂きたいと思います。勿論私以外の職員です(ToT)/~~~
3月6日には年長児が本堂でお別れお茶会を行いました。茶道部の保護者の方が、着物で抹茶をたてて下さいました。着物姿の保護者の方が素敵で、日本文化の素晴らしさを更に引き立てて下さいました\(^o^)/
3月8日にはおゆうぎ室でお別れ会を行いました。小学校クイズや、各クラスから年長さんへの発表と、こども達なりに別れを意識しており、涙ぐむこどももおりました。お別れ会の後は年長児が作ったカレーでカレーパーティーでした(@^^)/~~
今年も園庭のクライミングウォールに桜の花が咲きました。小学校へ行っても精一杯いのちを輝かして欲しいと思います\(^o^)/
今年度最後の園長便りにも東井義雄先生(浄土真宗のお寺の長男として生まれ、小・中・短大の教員を55年勤めた先生です。)の文章を引用させて頂きたいと思います。
★テストの点数よりも
テストの点数も、通知表の成績も、どうでもいいとは申しません。でも、どうか、そんなものに目をくらまされないでいただきたいのです。世界50億のすべてが、あの子はダメだと評価しても、お父さん、お母さんだけは、お子さんの本当の値うちを知り、信じていただきたいのです。それが『親』というものだからです。
どんな人間にもお見捨てにならない『仏さま』は、子どものほんとうの成長のために、『仏さま』の名代として、どの子にも『親』をお差し向けになっているのです。どうか『仏さまのお心』で子どもを見てやってください。
八木橋雄次郎という方の『通信簿』という詩が思い出されます。どうか、この詩の心にお学びいただきたいのです。
通信簿
わが子よ 通信簿に記載された評価が思わしくないからと涙を流すことはやめよ
父は信じている おまえはこれまでに一円の金もごまかしたことがなかったことを 友だちとの約束は いつもはたしてきたことを そしておさない者をかわいがり 弱い者をいたわってきたことを
その潔白と信義と親切とは 人間として生きていくための至上のものだ それなのに おまえの通信簿のどこに そのことが記載されているというのだ
わが子よ 涙を流すことはやめよ おまえの父と母とが目ざしている もっともっと大きな通信簿に向かって 歩いていこうではないか
毎年最後のお便りにはこの文章を載せさせて頂いております。何度も目にしている保護者の方もいるかと思います。しかしその位、私がお伝えしたい事が詰まっている文章なのです。
勉強しなくて良い、運動しなくて良いと言っているのではありません。同朋幼稚園のこども達は何事にも頑張れるこども達です。しかし、どうしても頑張る事が出来ない様な壁にぶつかった時に、親からの愛が、こども達のパワーに代わっていくのです。何があっても僕を信じてくれている、お父さん・お母さんがいるのだとこどもが感じた時、きっとこども達は夢に向かって進む事の出来る、無限の力が沸いてくるのではないでしょうか。こどもに向ける親の愛があってこそ、こども達は成長していけるのです。同朋幼稚園の職員一同ずっとことも達を応援しております。何かあればいつでも園までお越しください。一緒に悩みたいと思います<m(__)m>
3月6日には年長児が本堂でお別れお茶会を行いました。茶道部の保護者の方が、着物で抹茶をたてて下さいました。着物姿の保護者の方が素敵で、日本文化の素晴らしさを更に引き立てて下さいました\(^o^)/
3月8日にはおゆうぎ室でお別れ会を行いました。小学校クイズや、各クラスから年長さんへの発表と、こども達なりに別れを意識しており、涙ぐむこどももおりました。お別れ会の後は年長児が作ったカレーでカレーパーティーでした(@^^)/~~
今年も園庭のクライミングウォールに桜の花が咲きました。小学校へ行っても精一杯いのちを輝かして欲しいと思います\(^o^)/
今年度最後の園長便りにも東井義雄先生(浄土真宗のお寺の長男として生まれ、小・中・短大の教員を55年勤めた先生です。)の文章を引用させて頂きたいと思います。
★テストの点数よりも
テストの点数も、通知表の成績も、どうでもいいとは申しません。でも、どうか、そんなものに目をくらまされないでいただきたいのです。世界50億のすべてが、あの子はダメだと評価しても、お父さん、お母さんだけは、お子さんの本当の値うちを知り、信じていただきたいのです。それが『親』というものだからです。
どんな人間にもお見捨てにならない『仏さま』は、子どものほんとうの成長のために、『仏さま』の名代として、どの子にも『親』をお差し向けになっているのです。どうか『仏さまのお心』で子どもを見てやってください。
八木橋雄次郎という方の『通信簿』という詩が思い出されます。どうか、この詩の心にお学びいただきたいのです。
通信簿
わが子よ 通信簿に記載された評価が思わしくないからと涙を流すことはやめよ
父は信じている おまえはこれまでに一円の金もごまかしたことがなかったことを 友だちとの約束は いつもはたしてきたことを そしておさない者をかわいがり 弱い者をいたわってきたことを
その潔白と信義と親切とは 人間として生きていくための至上のものだ それなのに おまえの通信簿のどこに そのことが記載されているというのだ
わが子よ 涙を流すことはやめよ おまえの父と母とが目ざしている もっともっと大きな通信簿に向かって 歩いていこうではないか
毎年最後のお便りにはこの文章を載せさせて頂いております。何度も目にしている保護者の方もいるかと思います。しかしその位、私がお伝えしたい事が詰まっている文章なのです。
勉強しなくて良い、運動しなくて良いと言っているのではありません。同朋幼稚園のこども達は何事にも頑張れるこども達です。しかし、どうしても頑張る事が出来ない様な壁にぶつかった時に、親からの愛が、こども達のパワーに代わっていくのです。何があっても僕を信じてくれている、お父さん・お母さんがいるのだとこどもが感じた時、きっとこども達は夢に向かって進む事の出来る、無限の力が沸いてくるのではないでしょうか。こどもに向ける親の愛があってこそ、こども達は成長していけるのです。同朋幼稚園の職員一同ずっとことも達を応援しております。何かあればいつでも園までお越しください。一緒に悩みたいと思います<m(__)m>